益田ドクター講演会に出席して来ました!

益田ドクター

11月30日にフリーランス杉並家族会さんが主宰された、益田ドクターの講演会「精神科医からみた生きづらさ」に参加して来ました。

今日の益田ドクターはいつにも増してお顔が晴れやかというか、とても感じよく楽しそうにお話されているのが印象的でした。会場はひきこもりの親の方、特にお母さんがとても多いように見受けられました。

いつも通り益田ドクターは非常に冷静にかつ分かりやすく、精神疾患やひきこもりの症状とそこに対する家族の対応方法について解説されていました。大学時代にひきこもりの経験があり、その当時ユングや精神分析の本を読み漁ってまったく理解が深まらず、悶々として苦しんでいた私としては、この益田先生の明快な解説が、底知れぬ不安を感じてしまいがちな精神疾患をもったご家族や当事者に、自分たちのおかれた重苦しい世界を明るく照らしてくれる、温かい太陽のように感じるのではないかと改めて思った次第です。

そして当事者や家族だけでなく、益田先生の動画や講演を一般の人にも是非見てほしい、と私は思います。そうすれば精神疾患やひきこもりに対する偏見がどんどん溶けて行くのではないかと。是非益田ドクターにはさらなるご活躍をお願いしたく思っております。

個人的にとても参考になった部分は、AIの活用について。家族や支援者こそ、AIを使った方が良いとのお話でした。お子さんやクライアントへの自分のアプローチに迷うときは、お子さんやクライアントのペルソナをAIに事前情報として与えて、ロールプレイすれば良いとのお話しです。AIはすでに優秀なドクターやカウンセラーレベルであるとのこと。私が現在勉強しているCBT(認知行動療法)もできるとのことです。そのAIにクライアント役をやってもらえれば、当然リアルに近いロールプレイが可能になるわけです。ぜひチャレンジしてみようと思いました。

丸山さんにも感じたことですが、益田ドクターも会場の皆さんの生で本音のご質問に対して、明るく堂々としてお答えになっていることがとても素晴らしかったです。私もお二人のように経験に裏打ちされた自信をはやく手に入れたい、と強く感じた次第です。